不動産投資にもリスクはあります 空室と家賃下落
不動産投資にもリスクはあります。不動産投資を上手に行って行くためには、リスクについてもしっかり把握しておく必要があるでしょう。
「不動産投資に潜むリスク」とは
ここで、不動産投資に潜む2つのリスクに着目してみましょう。「空室」リスクと、「家賃下落」リスクです。
知っておきたい「空室」リスク
不動産投資のリスクの1つに空室があります。いくら良い物件でも、やはり入居者がいなければ家賃収入は入ってきません。
空室状態が続くと、不動産投資で損をしてしまうことがあり得ます。では、どうすれば良いのでしょうか。
まず、不動産投資を始める前に、その不動産の立地を考えるようにしましょう。日本はすでに人口減少時代に入っています。そのため、地方や郊外の物件に投資をすると、人口がもともと少ないところに投資することになるので、空室を埋めるのはなかなか難しくなってしまいます。
そこで、人が全国から集まってくるような場所、例えば、東京23区内などで投資対象の物件を探してみることができるでしょう。
東京23区内であれば、さらに贅沢を言えば、東京23区内の駅から徒歩10分以内というような場所であれば、賃貸需要は大きいと言えます。
次に、部屋の内容や手ごろな価格について考えるようにしましょう。価格がいくら安くても、手入れがされていないアパートですと、残念ながら競争力は持てません。同じように、部屋がきれいで魅力的な物件でも、高すぎる料金設定だと、やはり競争力は持てません。
部屋内容は適度なグレードで、借りやすい価格帯こそ、競争力の高い物件になると考えられます。
不動産投資をする際に、管理会社をどこに頼むかという点もポイントとなってきます。実は、賃貸管理会社によって入居者の募集能力には差があります。入居者募集に強い賃貸管理会社に依頼するようにいたしましょう。
知っておきたい「家賃下落」リスク
不動産投資を続けている限り、建物や部屋の老朽化に直面します。これは避けられません。築年数が経過し老朽化が進めば、おのずと家賃も下落してしまいます。
では、家賃の下落をできる限りおさえるために何ができるでしょうか。例えば、不動産投資をする際に、バスとトイレが一体になっている3点式ユニットバスの物件ではなく、バスとトイレが別になっている物件を選んで投資することができます。
3点式ユニットバスの物件よりも、バスとトイレが別の物件の方が、下落度合いが少なくて済む場合があるようです。
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